前受け手すりが立ち上がりを容易にし、前方への転倒防止になります。

後方からの介助は、立ち上がりの重心移動を促す自立支援型介助です。

便器からの移乗にも使用できます。
スタンドの取り付け

スタンドの取付けをベースの上から行う
ことができます。
縁ゴムの交換

縁ゴムは「はめ込み式」で簡単に交換ができます。

利用者に「たちあっぷIIひざたっち」の手すりをにぎってもらいます。介助者は、うしろ側から利用者の体を支えてください。

介助者は、利用者の腰を手前に引き寄せて利用者を車いすに
近づけます。このとき利用者の上半身を左に軽く倒しながら行うと、腰を手前に引きやすくなります。

利用者の移乗先側(この場合は車いす側)の足を前に出します。
これは、移乗する際に足を交差し、ねじってケガをしない
ようにするためです。

介助者は、利用者の腰を両手でしっかり持って、移乗準備を
します。移乗する側の高さを少し低くするとスムーズにできます。

介助者は、利用者に声を掛けながら車いすへ移乗させます。
このとき、上体を前に倒すと腰が浮いて動かしやすくなります。
「たちあっぷ
II ひざたっち」を利用すれば、前に倒れる心配も
なく、ひざ当てがあるため、ひざ折れもなく安心です。

しっかり移乗できたことを確認して、利用者の手を手すり
から離してください。