はじめに

車椅子に人を合わせるのではなく、人に車いすを合わせる

車椅子は、下肢に障害を持った方の足代わりというだけでなく、日中座位をとるために使ったり、リハビリをする上でも積極的な使用が望まれる福祉機器です。多くは、高齢者や障害者の移動手段として使われていますが、社会での意識も変化し、以前とくらべ、普段の生活の中でも車椅子を見かけることが多くなりました。

「普段の生活や外出するための利用」「スポーツをするための利用」など、利用する方々の目的は様々です。利用者の中には、自らが置かれている状況や現実を認められない、認めたくないと思われている方もいます。一方で、自立心を失わず、楽しみや目標をもち生活している方もいます。

車椅子を選ぶときも、人間としても尊厳や自尊心を保つことを第一に考えていきましょう。

どのように車椅子を選んだらよいのか、もし買ってみて車椅子が合わなかったら?そんな不安を解消する為に、車椅子の種類や選び方について、見ていきたいと思います。

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