失語症会話ノートは失語症患者とそのご家族・関係者のための会話補助ノートです。ノートの絵や文字を指すことによって、失語症者からの意思伝達が可能です。
また逆に、ご家族・関係者から話しかけたり、失語症者の理解力を補ったりすることができます。
特長

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イラストで意思伝達
文字やイラストを指して
意思を伝達します。 |
失語症になると、自分の頭の中ではわかっていても、物の名前が言えなくなったり、間違えて言ったりしてしまいます。
ことばが言えなくなってしまっても、子どもの能力に戻ってしまったわけではありません。認知症を合併しなければ、健常な人と同じように大人としての自覚や判断力を持っています。
失語症者が話そうとしているときは、せかせないでゆっくり聞きましょう。
物の名前を思い出すのに苦労しているような場合は、実物や写真、絵カー ド、文字などで確認するのもよいでしょう。
また、話せないからといって、ひらがなの五十音表を見せて指差しをさせるのは一般的によくありません。
そこで、失語症者が コミュニケーションを取るためのイラストや文字などが書かれた「会話ノート」を活用できます。

セット内容 |
ノート本体(クリヤーポケット44枚、他)、情報カード(B6版2枚)、
家族への質問紙、他 |
編著 |
東京リハビリステーション病院言語療法室
下垣由美子、奥平奈保子、吉田恭子、小倉美智子、木島理恵子(敬称略) |