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誰にとっても快適な空間

私が車椅子に乗りはじめた当時と比べると、いまの社会でひとびとが障害者や高齢者に注ぐ視線は随分と変わったと実感できます。

車椅子対応の設備や道具を自分で数多く使ってた私ですが、その機能やデザインに満足できた記憶は、実のところさほど多くありません。だからといって、その製品のメーカーを責める気になりません。元来からしてユーザー数が少ないのは明らかです。たくさん売れる見込みのない製品に、多額の開発費を使うに使えなかっただろうとは容易に想像できるからです。

昔はそれこそ、健常者向けの製品に付け足した些細な工夫が障害対応と呼ばれていました。その工夫で充分に有用だった製品はもちろん存在します。しかしその工夫だけでは不充分な製品の数よりも多かったとは思えません。

バブル景気の崩壊から日本社会は苦難のときを過ごし、それ間は失われた二十年とも呼ばれますが、物質面で退化したなど一度たりともありません。社会は着実に進歩して今日に至ります。その証拠に生活の道具や住宅設備機器の設計思想も以前では想像できないほど、多様なひとが使う場面を想定しています。いまや、障害者対応でバリアフリーとか、誰もが使いやすいユニバーサルデザインを採り入れたなどの惹句は、新鮮さを失ったとさえ云えるでしょう。この状況は高齢者の人口が増えたこと、介護保険が始まったこと、この二つが大きな影響を及ぼしていると思います。

それでも世の高齢者や障害者で、いまの住宅環境に満足を感じるひとは、かなりの少数だと思います。大多数はまだ何らかの暮らしにくさを我慢しつつ過ごしているのです。その解消には、あともう少しの工夫かもしれませんし、もっと劇的な改変が必用なのかもしれません。

その暮らしにくさが少しでも解消し、生活環境の改善がさらに進むことを切に願っています。それにはまだ多くの手間と時間が必用でしょう。誰にとっても快適空間を少しでも広げるために、この事業をすすめてゆこうと私は純粋に思っています。

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