床ずれを作らない、進行させない

床ずれ(褥瘡)とは

床ずれ(褥瘡)とは、長時間同じ姿勢でいることにより、骨の出ている部分の皮膚やその下の組織が圧迫されて、血液の流れが悪くなり、皮膚がダメージをうけてしまうことをいいます。

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床ずれ(褥瘡)ができる原因

床ずれ・褥瘡(じょくそう)の主な発生原因は、体重の骨突部位への圧力集中です。
骨の出ている部分は、圧力が集中しやすく、床ずれの発生危険度が高くなります。
また、長時間同じ体勢でいると、圧力のかかっている部分への血の流れが悪くなります。

血の流れが悪くなると、栄養が行かなくなり、皮膚がダメージを受けます。
初めは皮膚の表面が赤くなり、その後炎症し、ただれていき、ついには皮膚組織が壊死していきます。
また、ずれ力が加わるとより床ずれが発生しやすくなります。 重度になると骨髄炎、敗血症を併発する場合もあります。

圧迫 ずれ力

※ずれ力とは、外からの力で筋肉が押し付けられると、骨と筋肉の位置が本来の位置とずれた状態で止まります。

傷の深さによる分類

床ずれ(褥瘡)になりやすい場所

骨や軟骨が突き出た部分(ひじ・かかと・腰など)が床ずれになりやすい所です。

床ずれになりやすい場所の確認

床ずれ(褥瘡)の予防方法

床ずれはできてしまうと、なかなか治りにくく、時間を要するだけでなく、ご本人の苦痛や介護のストレスも増えてゆきます。まずは床ずれができないように予防することが大切です。

床ずれ発症の背景には、床ずれになりやすい環境や、栄養状態を含めた前進の状態に影響される部分も大きいのです。もし床ずれができてしまったら、直ぐに医師・看護師に相談しましょう。

受診に適した診療科は皮膚科になります。病状についてはご自分で判断せず、必ず専門の医師にご相談ください。

また、エアマットレスを使う場合、ピンと貼ったシーツは体圧分散効果の妨げになります。シーツの張りを緩めたルーズフット、または伸縮性のあるシーツを選ぶようにしましょう。

床ずれの原因 床ずれの予防方法

床ずれ予防用品(マットレス・エアマットレス)の選び方

床ずれの予防には、局所にかかる圧力の強さを弱くし、圧力の集中を継続させないことがポイントです。
そのため、体圧分散ができるマットレスやエアマットレスを使うことが床ずれ予防には有効になります。

しかし、マットレス・エアマットレスには様々な種類があります。
マットレスを使う方が、どのような状態なのか、また、その方の看護・介護環境によってふさわしいマットレスが変わってきます。

使う方が床ずれになりやすい人か、なりにくい人かの床ずれ発症リスクを調べる「ものさし」に「OHスケール」というものがあります。
4つの状態を観察するだけで、80もの状態を調べたに等しい判断ができます。
はじめての方でも簡単に判定ができるので、マットレスやエアマットレスを購入する際の目やすとしてください。

次の質問に答えて、合計点を出してください。

床ずれ発症リスクを調べる OHスケール

合計点数は何点でしたか? 1点でもついた人は床ずれになりやすく、点数の高い人ほど床ずれリスクが高くなります。
OHスケールの合計点から選ぶマットレスの目やすは下記表を確認してください。

OHスケールの合計点とマットレスの目やす表

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