トップ > 福祉用具の選び方、使い方 > 排泄障害の対応方法
排泄障害は尿の障害(排尿障害)と便の障害(排便障害)に分かれます。
まず、【排尿障害】から見ていきましょう。
主な排尿障害は下記の物があります。
このうち尿失禁は、さらに様々なタイプが分けられます。
腹圧性尿失禁
身体の底をハンモックのように支えて臓器を落ちないようにしている筋肉が弱くなって、おなかに力が入ると漏れます。
この筋肉を鍛えることが予防と改善になります。(骨盤底筋訓練)
切迫性尿失禁
膀胱が勝手に縮んでしまうため待ったなしでもれます。
膀胱をリラックスさせる薬によって症状を改善することができます。
溢流性尿失禁
排泄後に膀胱の中に尿が残っていて、この尿(残尿)があふれ出すようにダラダラと漏れます。
膀胱や腎臓を守るためにも残尿を取り除くことが必要です。
機能性尿失禁
尿を溜めたり、出したりする機能は正常なのに、身体が動かなくトイレまでいけない、認知症でトイレの場所や使い方がわからないことで漏れます。
このタイプは前の3つのタイプと違い自分だけで何とか改善したり、医学的な治療で改善することはあまり望めません。
日常ケアを行うなかで問題解決を目指します。
次に【排便障害】について見てみます。
排便障害とは、便秘・下痢・便失禁が主な障害です。
便のことは尿のことに比べて専門的な改善策が発展途上の分野です。
排泄は食べたり飲んだりした物の、カスや余分な物を出すことです。
まず、日常生活の「食」を見直すことからはじめます。
高齢の方や障害や病気をお持ちの方は、便秘による便失禁や下痢による便失禁が起こりやすくなります。
便の性状を良い状態に保つことからケアを考えます。