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最近は、ユニットバスの普及が進んでいます。
これにより規格化された広さと形状から選択することが多くなりました。
この浴室の広さと形状は、洗い場の使いやすさに影響します。

入浴をすべて自立でできる健康な方の場合は、図3のように住宅用の浴室サイズとしてはもっとも小さい内法(うちのり)寸法120cm×160cm(0.75坪サイズ)でも洗い場の使い勝手にあまり影響はありません。
ただし、この洗い場の広さに介護者がたつスペースはほとんどありません。
介護者が自由に動いて体を洗う介助を行うには狭いといえます。
なお、高齢者や障害がある方々の多くに適する浴槽の大きさや形状はおおむね一定なので、浴室が広くなっても、浴槽をのしめるスペースはあまり変化しません。
つまり、浴室の広さは洗い場の介助スペースの広さにあらわれ、身体を洗うときの介護者の使い勝手に大きく影響します。
洗い場が狭いほど介護者は無理な姿勢で身体を洗わなければなりませんが、洗い場が広くて介助を受ける方の周囲に動きやすい広さがあれば、介護者はお尻の下や、足の先のように洗いにくいところにも手がとどきやすくなります。
浴室の広さの選び方の目安は、ご本人が入浴用いすに座った状態で、その周囲に介護者の動くスペースがどの程度確保できるか、また、どの程度の介助が必要かを考えて必要な洗い場の広さを選択することです。
ご本人の周囲に介助スペースを想定するときには図1、図2のように内法(うちのり)寸法160cm×160cm(1坪サイズ)程度の広さを選択すると、入浴用いすの前方または後方に介護者が立つスペースを確保することができます。
図3のようにもっとも小さい内法(うちのり)寸法120cm×160cm(0.75坪サイズ)では、介助スペースが狭いので、介護者が立つ位置や動きやすさが制限され、結果として介助できる内容が限定されやすくなります。
図4のように洗い場がさらに広い内法(うちのり)寸法160cm×200cm(1.25坪サイズ)程度の広さがあると、洗い場で介護者が入浴用いすの周りを自由に動くことや、介護者が2名の場合にも介助しやすいスペースを確保することができます。
なお、最近では図5のような内法(うちのり)寸法140cm×180cmのユニットバスも供給されています。
この形状では、洗い場の広さよりも形状に特徴があります。
洗い場に入浴用いすを置いたときに、介護者はご本人の側方にたつことができます。
省スペースで介護者重視の形状です。
身体を洗うと介助は中腰姿勢で重労働ですから、介護者がどの位置に立ったら動きやすいかなど考慮して、目的に即した広さを選択するとよいでしょう。