トップ > 福祉用具の選び方、使い方 > 杖の種類-多点杖(多脚杖)
多点杖(多脚杖)とは、杖先が、分岐している杖です。
杖先が3本に分岐しているのを3点杖、4本に分岐しているのを4点杖と呼びます。
現在市販されている多点杖は、杖先が4本に分岐したものが多いですね。
杖先が分岐している利点は、すべての杖先が床に接したとき、非常に安定感があることです。
その安定性は、分岐した杖先の広がり方によって変わります。
広くなれば安定し、狭くなると不安定になります。
多点杖(多脚杖)は、右用・左用があるので注意してください。
なかには、左用・右用を変更できるものもありますよ。
また、多点杖(多脚杖)は、平坦な床で使用するのが前提です。
凸凹したところではかえって不安定になります。
杖を突くときは、真上からまっすぐに突くように注意してください。
そして、4本の杖先がすべて床面に着くように突いて歩行します。
多点杖(多脚杖)は、一本杖では歩行が不安定な方、筋力低下や麻痺のある方に有効です。
欠点は、床が平らな場所でないと、危険になってしまうことです。
デコボコの床ではかえって安定せず、安心して使えません。
屋外では多点杖を使えないことが多いので、実質として屋内専用と言えるでしょう。