入浴介護用品のカビ対策

入浴介護用品のカビ対策

お風呂のお掃除で気になるのが「カビ」ですね。
カビは一度生えると、なかなか落とすことができず、時間がたつとおちなくなることもあります。
日々のちょっとしたお手入れでカビが発生しにくい環境を保つことができます。

入浴介護用品のカビ対策の方法や、カビが発生する条件をご紹介いたします。

浴室はカビの発生の条件にピッタリ

カビの発生しやすい条件に下記の3つがあります。

  • 湿度70~90%
  • 温度20~30度
  • 手垢や石鹸カス、ホコリなどの汚れ

このカビの発生条件がそろっているのが「浴室・お風呂場」です。
浴室に置いてある介護用の入浴用品・シャワーチェアは、通常の風呂椅子に比べると構造が複雑。
背もたれや座面の裏、足先ゴムやパイプなどは、汚れ・水分が残りやすい箇所です。
浴槽手すりも同じく、隙間に汚れが残ると、カビが生えてしまいます。
シャワーチェアや浴槽手すりにカビが生えてしまうと、衛生的にも精神的にも使うのをためらってしまいますね。

浴室や入浴介護用品のカビの発生を抑えられます!

3ステップで浴室や入浴介護用品のカビの発生を抑えることができます。

次の方法でカビの発生をかなり防げます。ステップ1:お湯をかける

お風呂上りに、浴室やご使用になったシャワーチェア・浴槽台などの入浴介護用品に熱めのお湯(40~60度)をかけ、湯あかなどのカビの栄養素を洗い流します。
やけどに注意してください。


次の方法でカビの発生をかなり防げます。ステップ2:水をかける

熱めのお湯で汚れを落としたあとは、冷たい水をかけて、
浴室内に熱気がこもらないように冷やします。


次の方法でカビの発生をかなり防げます。ステップ3:乾燥させる

最後に水気をとり、
直射日光をさけて風通しの良いところや、浴室内の換気扇を使って乾燥させます。


シャワーチェアのお手入れ方法

日々のお手入れは、上記の方法でOKですが、
たまにはしっかりお手入れしてあげることで、シャワーチェアを長く使っていただくことができます。
※浴槽台も同じ方法でお手入れしていただけます。

シャワーチェアの選び方はこちらから

ソフトパッドの裏面、スライド脚、脚ゴムの裏面

  • ソフトパッドの裏面
    シャワーチェアのソフトパッドが本体から外れる場合は本体から外し、
    裏表を軽く洗い流し、水気をふき取って陰干しします。
  • スライド脚
    パイプに石鹸カスなどが貯まって固まると、プッシュボタンが動かしにくくなってしまいます。
    パイプ穴付近を歯ブラシなどでこすり、洗い流してください。
    足を取り外したり、スライドさせながら洗うと効果的です。
  • 脚ゴムの裏側
    溝に汚れが貯まりやすいので、歯ブラシなどで取り除きます。

防カビ対策をしている入浴介護用品

パナソニックのユクリアシリーズのシャワーチェア・浴槽手すり・浴槽台は防カビ加工をしています。
防カビコーティングを施し、カビの発生を表面で抑えるので、ふき取るだけでカビの増殖を抑えます。

シャワーチェアのソフトクッションは取り外しもできるので、お手入れもラクラクですよ。

拭くだけでかびの増殖を抑制

まとめ

防カビ対策!といっても普段やることは3ステップです。
「3つの条件」のいずれかがそろわなければ、カビは発生しません。
気負わずに毎日少しずつお手入れをするだけで、カビの発生を抑えることができます。

カビの放置による疾患とカビが繁殖しやすい環境はこちらから

防カビの入浴介護用品

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